2025カトブン参戦記
カトブンで、この参戦記を残すのは、2016年の初参加以来となります。あれから、コロナ渦での中止を挟み6回の参加、完走は、5回目となります。
自分自身、還暦を迎えると歳となり、記録として振り返ろうと思いました。
またまた、だらだらと長い文章になりそうなので斜め読みでお付き合いを。
今年は、新しい企画としてスタンプラリーがありました。昨年に実行委員長の宮下さんから提案があり、ハンコを作ることを引き受けました。仕事の合間に、どんなハンコにしようか、そう考えるのは楽しい時間でした。これまでに仏像などのハンコを多く作ってきましたので、ランナーのためのお守りとなるものをと思いました。
スタート ・・・「韋駄天」(いだてん)。これは有名ですね、走る仏様です。四天王に使える天部の一人。仏舎利(お釈迦様の遺骨)を盗んだ鬼を足の速さを生かして取り戻した。また、お釈迦様のために食べ物を探して走り回った。という話が伝えられています。
CP1加西エイド・・・「大日如来」(だいにちにょらい)。真言密教における最高の仏様、宇宙の中心にいるとされています。
CP2齋神社・・・「天太玉命」(あめのふとだまのみこと)。この齋神社に祀られる、この神社の主祭神です。アメノウズメノミコトの父神で、注連縄を作った最初の神だ
そうです。
CP3村岡ファームガーデン・・・「不動明王」(ふどうみょうおう)。広く信仰されていますね。大日如来の化身であるとされています。表情から気合いを入れていただけ
ます。
ゴール  ・・・「かとぶん千足観音菩薩」(かとぶんせんぞくかんのんぼさつ)この方、私の創作です。カトブンの守り本尊とすればなにかな?と考えた結果こうなりま
した。ということで、日本全国どこのお寺にもありませんので悪しからず。
 今回は、中間のサポートランナーということでした。前回、前々回は後方の担当であり、これまでは43~47時間くらいのゴールタイムでした。中間というと、35~38時間くらいになるでしょうか。半日くらいは早く進むことになります。そこで今回、最初に決めた自分ルールとして、・仮眠はとらない ・集団に加わらずマイペースを守る ・エイドの休憩は極力短く というものでした。
 スタートして高取山を降りる頃には、いつものように前後にランナーの姿が見えなくなりました。時々追いついたり、抜いていかれるランナーと言葉を交わしながら進みました。皆さん、ルートはしっかりと把握していて、アドバイスするようなことは、ほぼありませんでした。カトブン初期は、マップを印刷して持っている方が多かったですが、今ではほとんどの方がスマホで確認されている印象でした。路地裏のようなところとかある、独特のルートですので、事前にストリートビューで確認することは大切ですね。
 今回の天気は、それほど気温が上がらず、雨も降らないというものでしたが、夜になり鶉野飛行場跡を過ぎる頃には小雨となりました。この後、夜明け近くまでは降ったりやんだりという天気でした。そのためか気温は思ったほど下がりませんでした。それにしても、ランナーにほぼ会わなくなりました。中間点の生野ローソンでは、いつもなら大勢のランナーに会うのですが、二人だけでした。齋神社エイドについて聞いてみると、自分の前後10~15㎞くらいは誰もいないとのことでした。先頭と後方にかたまっているので、中間は30㎞位の空白地帯ができている、自分はその空白地帯にいるとのことでした。養父市大屋町に入るとかなりの暑さとなりましたが、友達の差し入れがあり大変助けられました。いつもなら一度は仮眠をとっている頃です。眠気は全く感じなかったため進み続けましたが、幻覚ではなく幻聴が聞こえ始めていました。後ろに誰もいないのに、ざわざわしたり、職場の同僚の呼びかける声が聞こえたり・・・初めての経験でした。
 二日目、16時58分にCP3村岡ファームガーデンへ到着しました。ここでは、馴染みの仲間が大勢で出迎えてくれました。地元へ戻ってきた感が強くて、ゴールしたような気分になってしまいました。楽しい時間なのですが、このままではリスタートが危険と思い、未練を残しつつゴールを目指しました。ローソン香美町和田店を過ぎると、しばらくは職場への通勤路となります。長板から熊波へのルートへ入ってしばらくすると、前から先にゴールした職場の同僚が車でやってきました。彼は初参加ながらサブスリー目前ランナーだけに、27時間でゴールしたとのことでした。彼の情報でも自分の前後は、かなり開いているとのことでした。真っ暗な春来越え、湯村カンツリーを通るルートはかなり寂しいものでした。途中で湯村温泉足軽会の顔なじみラン仲間が、車でまわってきてくれたときは本当にうれしかったです。その後、切畑地区から湯村温泉街を目指すはずが、寝不足でぼーっとしていたためか、地区内を迷走してしまいました。気づけば逆走して丹土地区内に入ってました。ここは足軽会エイドに写真が貼ってありますが、若くして亡くなった職場の同僚であり、ラン仲間の家があります。後で湯村エイドでその話をすると「それは、彼がちょっと寄っていって呼んだんですよ」なんて話になり「ああ、なるほどな」となんとなく納得しました。
 ここからゴールまでは、残り10㎞。いつもなら、三日目の午前中のゴールでしたので、ゴールデンウィークの行楽の車で道路は混み合い、ゴール会場のサンビーチも賑わうはずが、深夜ということで人影のないフィニッシュでした。
 松ノ湯では深夜にもかかわらず、完走クッキーメダルセレモニーをやっていただき、終わった~と一息つけました。
今回は、朝に家を出てスタート会場へ行き、ゴールするまで約50時間眠りませんでした。なんとかなるもんだな~という印象です。そうなると、仮眠道具などを削ることができるので、次からはもっと軽量化ができるはずです。昨年もですが、年々気温が高くなっているようです。今年も使い捨てカイロは使いませんでした。防寒装備も今後は、削ることができそうです。こういうことをあれこれ考える、工夫するのもカトブンの楽しみの一つだと思います。
スタンプラリーも常設のコースになったりすると、ロングトレイルのような年間を通して、好きなときにいけるアクティビティになると面白いかもですね。
実行委員、スタッフの皆さんには運営のご苦労も多いと思いますが、知名度も上がり、県内各地で声援を受けるようになりました。自分にとっても、大切な大会となりました。大きな感謝とともに、今後も自分にできる協力は惜しむことのないようにしたいと思いました。ありがとうございました。
 
 

 
2025/5/3〜5  拝啓加藤文太郎スピードハイク176k、通称カトブンに参加しました😚
加藤文太郎さんの足跡である和田岬⇔浜坂を毎年往路、復路として目指すコースで、参加は3回目。今年は和田岬→浜坂のコース=2年前と同じコースでした。
色々あって前に進めなくなり、2年前より少し手前、100kmくらいの朝来市の野に散りました🤣
加藤半分太郎😆
でも、今回、足のテーピングしてたからか、2年前の足裏ボロボロには全くならず、そこは成長できたかも😄
しかし、毎回思うけど、昭和初期、靴も道も未整備で街灯やコンビニも無い道を行かれた、加藤文太郎さんに敬意を覚えます。
兵庫県出身なのに、この方については習わなかった。
植村直己については習ったのに。
このイベントに最初に興味を持ったのは、まずは故郷の兵庫県への愛着でした。出身の丹波篠山市は県南東部となり、今回のコースとは東西で逆位置にはなるけど、途中、篠山へ縦断する道はあり「篠山」って看板を見るたびに、少しノスタルジックな気持ちに。
あと、小学生の時、花博の企画で選定校となった「みどりの少年団」の植樹イベントで、兵庫県の日本海〜瀬戸内海へ桜の木を植えるプロジェクトの成果も気になっていました。
スゴいね、30年ちょっと前の試みが実を結んでいる!
兵庫の川沿いは桜の木でいっぱい🌸
小野市の「アベニュー・ド・ラペ」は三姉妹のお気に入りのお店😊ここの本格洋菓子の美味しさと来たら!
https://avenue-de-lapaix.com/
そんなこんなで、少し道のりを振り返ると、、
5/3 12時に和田岬を出て、高取山登山〜神戸市は長く、
三木市〜小野市〜加西市と進んで、鶉野飛行場を抜け、加西エイドに到着したのは0時少し前、21時でエイド終了と書いてあったのに、皆さん残って下さっていて、🍙やお菓子を入れた袋を頂けたのが心と体に沁みました🥺
途中、去年の神✨️案内人のジローさん、原ちゃん、野崎さん、いっぱいご一緒してもらえたのに付いて行けず🥺
鶉野飛行場の自販機地帯は毎年、たくさんの飲み物があって補給が楽しみなとこです☺️今回は小雨が降り続いていて転がれなかったけど、でも、小雨で済んで良かった!
加西SAで少し温かい飲み物と仮眠、皆さんからは遅れながらも前へ前へ、福崎町へ入ったのは2:30頃。市川町に入ったのは4:00頃、川沿いの道は長いものの、やはり3回目は違うなぁ、と。
ツジ〜と励まし合いながら、神河町、神崎町と進み、途中でカッパさん達の温かい声援と温かいお茶にも元気をもらいつつ、なんとか、銀の馬車道、ヨーデルの森と進んで、生野峠を頑張って、JR生野駅に到着したのが10:20頃。
仮眠と靴擦れの手当てなどをしてから、円山川沿いに朝来市の岩津ねぎ畑を見つつ、少し先の新井駅で13:00頃、今回の旅は終了!25時間、約100kmでした。そこからはゴールまで電車で。
今回はゴールの浜坂海岸近くの松の湯で一泊させて貰いましたが、たくさんの方々のゴールを見て、スタッフさん達の手厚いサポートなども垣間見、感動して、それも良い経験になりました🥺
3日間、お世話になった皆様、本当にありがとうございました!
ご一緒した皆さん、ご一緒できなかった皆さん、全ての方に感謝します。
また同じコースは2年後。今度こそ浜坂海岸で感動のゴールをしたいと思います😊大人の野宿旅、ああ、面白かった!
 
 

 
「またいつか挑戦…」のいつかがもう来ない…
突然5年前に交通事故で後遺障害を残すケガをしました。
加害者は言い訳しかせずに損保からの対応も悪く、泣き寝入り。
事故前はフルマラソンを3時間半くらいで走っていましたが、後遺障害の痛みで完走すら難しくなりました。
そんな中で気付いた希望「かとぶん」
眠らなければ全て徒歩で完踏できる制限時間。
その名に偽りがない「スピードハイク」
これまで事故後に2回、かとぶんに挑戦するも完踏ならず。
後遺障害の痛みだけでなく痛みでココロが削られることから疲れも倍増。
そんな調子なので練習からも遠退いていきます。
脚力も体幹も弱る一方で、もはや残された時間はわずか…
最後のチャンスかもと意識しながら挑んだ「かとぶん」
その結果いかに?
当然のことながら健常者には敵わないので杖を使って4本足で距離を踏んで行きます。
そもそも高取山は杖無しではクリアできません。
幸運にもパート毎にポンコツの足に負担が少ない仲間に恵まれて完踏することができました。
ご一緒していただいたみなさま、ありがとうございました。
ゴールした瞬間、辛かった5年間の記憶がよみがえって目に涙がにじみ、忘れられない旅となりました。
「かとぶん」の参加者やスタッフをはじめ、支えてくださった全ての方々に感謝を申し上げます。
それではみなさまご唱和ください。
ウィーアーかとぶんマイラー!
 
 

 
拝啓 加藤文太郎 
兵庫縦断スピードハイク
通称かとぶん 
自己最長距離を目指してスタート▶️
高知の仲間4人で見事0次関門突破🎉
行きは仲間の旦那さんがスタート地点の和田岬まで送ってくれて疲れずに到着。
わくわくドキドキがとまらない。
顔見知りに会えると更にテンション上がる⤴️😆
スタンプラリーを押して、掛け声かけて出発🙌先頭集団速い〜😱この先176kですけどーー😨
地図は去年完走した桜さんにもらった紙地図のみ😅誰かに着いていくことしか考えてなかった😌
高知組2人は前をビュンビュン行ってしまい、待つ気ないな〜と悟った😁
高取山の入り口で初ロスト😂
暑いし登りがゼェゼェ。
頂上手前の神社で高知組1人が待ってくれていた❣️これで高知組3人とうどん県ラン友4人で進むことに。
頂上から降りはほんとのトレイルコース😂
まぢの山や〜⛰️
10k弱でコンビニエイド到着🍺
暑かったからビールが美味い😋
しかし、脚は20kくらい走った疲労😓
ガソリンでごまかしリスタートしたら、押しボタン信号を押さずに永遠待っていた女子ランナーさんと出会い、そこからゴールまで共にしたカトブンメンバー✨
2人のナビにひたすらついていく高知組3人😊要所要所で写真を撮ったり、コンビニエイド乾杯🍻してると、歩きの参加者さん達に追いつかれる😅
1日目の夜は雨が降り始める☔
小雨だったりまぁまぁ降ったりしたけど、雨があがると星が綺麗で5人で夜空を見上げた🌌
55k第1加西エイドは21時で終了と聞いていて、絶対間に合わないと思い進むと。
23時30分到着だったのに、皆さん待っててくれた🥹お稲荷さんと優しさパワーをもらってリスタート▶️
次のエイドは50k先ですよ❣️って😆
フル超えてますけどーー🤣
そこからは夜の道を進むのみ。
5時頃から朝が明けてくる。気持ち良い朝焼け✨少し眠たい。
2日目も良い天気☀️
10時関門の生野駅を7時に到着👌
100k過ぎの第2斎神社エイド到着⛩️
風が涼しくて日陰は寒い。ここでもエイドの皆さんが優しくて感動🥹
いつもは大丈夫な私に睡魔が襲ってくる。少し寝ようとしたが眠れない。
仕方なく出発しようとすると、最高の寝床があったことを後で知る😢
そこからが暑くて長くてしんどかった〜😣
行けどもコンビニもなく脚も痛くなりメンバーに何度も歩いてもらった。
やっと着いたコンビニは落ちたら大変な降りになっていた😂
ご飯食べて夜の準備をするが寒い😨
走るとあったかくなるが脚はダメージがきてる。次のエイドポイントまで気合い入れる🔥注意して歩くように聞いていた但馬トンネルへ。1.5k弱のトンネルが眠いし車の爆風すごいし怖かった〜😱
やっと抜けて道の駅ハチ北に到着。寒さが増す山の中を進む❄️
第3村岡ファームガーデン到着。
寒くて更に着込みお腹もガーミンも充電🔌ここでガーミンが固まり焦る💦
そんなハプニングもエイドの皆さんが元気をくれる😊眠いけど楽しい⤴️
熊鈴つけてリスタート🐻🛎️
山道はおしゃべりしてねって言われてたからみんなでしりとりカラオケ🎤
これで楽しく元気に登り切れた🙌⛰️
山の上の方が下より寒くなかったのはなぜ?
しかし、140k以上を進み果てしなく登った後の降りのしんどさと再び襲う眠気にみんなフラフラ幻覚😅
最後の湯村温泉までが遠かった😢
第4湯村温泉ポケットパークで足湯を楽しみにしてたが、先にお腹を満たしている間にお湯が流されてお掃除タイムに😭
ショックだったが気を取り直し、湯村温泉の歴史を学び、ストーブで温まり、ゴールへ向けて最後のリスタート▶️
私の脚は限界に近づいていて、みんなはまだ走れる。次の道の駅まで分かれて1人進む。なんとか少しでも走ろうと色々試してみるとゆっくり走る方が痛みが強いと感じ300mずつ走る歩くを繰り返し、道の駅で合流。
最後はみんなでゴールと歩いてくれた。
ゴール手前からは走ろうと最後の余力で走ってゴール🙌😭
先にゴールしていた高知組の仲間が涙ぐんで迎えてくれた😭
心温まる授賞式と乾杯ビールに疲れは吹っ飛んだ‼️
足はもちろんだけど、2日間コンタクト入れっぱなしで目は充血と目やに、肌はボロボロ、風邪気味で鼻かみまくりで鼻血もん、5歳は老け込んだ😂
でも楽しかったーー✨✨
主催の皆様、私設エイドや応援に来てくださった皆様、クリック合戦に勝利した参加者の皆様、高知組のみんな、ずっと一緒に歩いて走ってくれたメンバー、4日からサポートに来てくれた夫
ありがとうございました❣️
来年も復路の浜坂ビーチスタートに立ちたいと思います🔥
 
 

 
拝啓 加藤文太郎 兵庫縦断(往路)176㌔
いい天気の中、けんちゃん、おっさん、私の関目んずで、和田岬から浜坂を目指しました。制限時間は48時間。
んで翌5.4 23時頃ゴールしました。35時間くらいの大人の遠足。
昭和初期、今みたいに誰もが気軽に山に行けなかった時代に一人で六甲縦走をされていた孤高の人加藤文太郎。
文太郎さんの職場から故郷までの176㌔を振り返ります。
晴天の高取山、三木総合公園、CP1の加西エイド🍺。何度も走った事あるけど、改めて道のり長い😅何度もぐっちさんに助けられました。
福崎のセブンはこれまではCPだったこともあり、着いたときなんだかホッとした。パンパンのリュックから荷物出したら入らなくなって、ぐっちさんに荷物預かってもらいました😅
播但線の鶴居駅手前くらいから一緒に走ってたおっさんの内臓が悪くなり、応援来てたさっちんに胃薬頂く。さっちん、ほんまにありがとう!おっさん全回復はせんかったけど、おかげさまで斎神社まではたどり着けたんよ。
だんだん寒くなってきて、道の駅銀の馬車道で防寒着を着込んだ。途中の小雨のせいか例年より寒い気がした。薄いダウン持ってきてよかった。
CP2の斎神社は7:30くらい。楽しみにしてた
、まるちゃんのトマト🍅おいしかったーーー!!🍺ホンマにありがとうございます。
ここから関宮のコンビニまでが半端なく遠い。途中トイレ問題も勃発🚽途中かとぶん友達の明比さんともトイレ談議🚽トンネル過ぎたとこの公園のトイレ🚽がほんま神✨️✨️✨️ありがたかった。
但馬トンネルは狭い歩道とぶっ飛ばす車で生きた心地がしないほどだった。初めて通るわけじゃないのに、毎回コースを忘れる私にはどこも
初体験(笑)
そしてやっと着いた村岡ファームガーデン🍺カミカゼさんと原田さんが温かく、冷たいビールとうどんでお迎えしてくれて愛を感じた❤日焼けした唇にピリ辛のうどん出汁が染みますぜ。ホンマにありがとう!!
いい感じの酔っ払いじゃけど、これから柤岡登るぞー!!
柤岡峠、ココまで登る、まだ登る、登るーーー!
んで湯村温泉までの下り、どこまで下る、まだ下る、くだるーーー!
復路を入れると5度目の柤岡峠なのに、コースを忘れる私には初体験的なホンマに遠い道のり。この辺りから幻覚的なものがチラチラ…
けんちゃんと二人のはずなのにもう一人いるし、そしてけんちゃんは熊の着ぐるみきて走ってる🧸(笑)そして2人とも無口だったよね🫩🫩🫩
やっと辿り着いた最後のCP湯村温泉🍺で湯豆腐いただいて残り10㌔のラストラン!まだ10㌔あるんよね😅まーまー走ってるのにゴールに着かない。日本海が遠い…文太郎さーーーん!!
そして真っ暗い中、感動のゴール!!35時間の遠足が終わりました。けんちゃんありがとね。
スタッフの皆様、途中エイドでお世話になった方々、一緒に走ってくださった方…ホンマに、ありがとうございました。
私はこれまでに往路2回、復路3回走らせていただきました。私のGWの恒例行事でした。
毎回クリック合戦の人気大会で他にも走りたい方がたくさんいらっしゃいます。なので、今回で文太郎さん卒業します。
ホンマに、ホンマに、ホンマにありがとうございました!!!
 

Yusuke Tabuchi

 
【拝啓加藤文太郎兵庫縦断スピードハイク176km】
今年初参加!
距離176km (神戸から浜坂)累積標高3000mオーバー
記録 27時間52分39秒 10位ちょいくらいだけど、順位を競う大会ではない。
中々タフな大会でしたが、30時間を切れたのはほんと嬉しかった✨ロードのマイラーになったのも嬉しや。
カトブン参戦記(※長いです)
『スタート〜CP1加西』
まずスタートして、先頭グループはキロ5とか5:30でつっこむ。速くない?と思ったので、少し後方でキロ6とか7でマイペースに刻む。今回は30時間以内にゴールが目的やが、もう1つの目的は[御朱印ラン]。開始3キロで長田神社にかけこみ、お参り、直書き御朱印をいただく。外に出るとカトブン御一行は誰一人おらず、少し焦った笑
よーし、追いつくぞ!と思い、高取山をガツガツ登る。そして、バテた。高取神社でも、御朱印いただこうとしたが、不在。GWに不在?まぁ、仕方ない😊そこからは、第二グループのサポートランナーに付いていき、一定のペースで走る。25km地点で三木市の大宮八幡宮に参り、御朱印をいただく。そして、案の定、集団から置いてけぼり😊(後々考えたら3箇所の神社巡りしてなかったら、30分はタイム違ったかも)50km地点のCP1加西に到着。応援に来てくれてたTさんのおられる時間にたどり着けなかったのが残念💦ここのエイドは食べ物飲み物が豊富。オアシスでした。ただ、ここに着いた時点で少し胃が気持ち悪く、ガスターテン投入。エイドの人に味噌田楽をいただいたが食べれなかったのが申し訳なかった。
『CP1加西〜CP2齋神社』
夜に突入。ヘッデンを点灯させる。ここのパートは地味に辛かった。インスタで知り合ったOさん達と少しの間だが同行させてもらい、話をする。加西からは元気いっぱいのKさんの応援ラン。夜勤前なのに40kmも同行してくれたのは大変心強いし嬉しかった。2人でベラベラ大声で喋ってたから、周りのランナーは、うるせーなと思ってそう😂獣避けだと思ってくだされ😊
朝来でKさんと別れる。その後の齋神社までの道のりの長いこと長いこと。地味に坂だから走れないので、ひたすらパワーウォーク。それでも、何人かを抜くことができました。
『CP2齋神社〜CP3村岡ファームガーデン』
齋神社に着いた時点でもうクタクタやったので、この先、大丈夫かな…と一抹の不安があったが、エイドでラーメンを食ったら、ありえんくらい活気がみなぎる。100kmオーバーになってるのに俺、凄くね?って調子に乗ってしまうくらいやった。齋神社から大屋のトンネルまでの20kmくらいは坂だろうが何だろうがひたすら走る。ちょっと落とさないとすぐキロ5で走ってしまうくらい調子いい。だが!案の定、関宮からくたばる。途中で抜いたランナーMさんに追い付かれ、勢いよかったのにどうしたんですか?と声をかけられる。ボーナスタイムは終了しました。と。
そこからMさんとはゴールまでご一緒させていただきました。
ループ橋まではひたすら歩く歩く。途中、差し入れもいただき、元気が出る🙌
『CP3ファームガーデン〜CP4湯村温泉ポケットパーク』
気になるのが、湯村カンツリーへのラスボス的な登り。ここに来てこんなん走れるかよ。ということで、全歩き。すでに結構な距離をきてるので、足が痛く、きつかった。
だが!実は怖いのが湯村カントリークラブへの登りでなくて、下りということ。足が痛いのに相まって腰も痛くなり地獄の下りやった。何度も何度も立ち止まって足を伸ばす。CP4の湯村温泉では、湯村足軽の人達のエイドで、楽しくお話しさせてもらったり、つめたーい飲み物をいただき、アイシングさせてもらったのはありがたかった。極楽やー!もう動きたくなーい
『CP4湯村温泉ポケットパーク〜ゴール』
重い腰を上げ、10km先のゴールに向けて走り出す。かなり足腰が痛くまともに走れない。ただ、時計をみると、ちょっと頑張ったら27時間台でゴール出来ることに気づく。そこからMさんと2人で声かけあいながら、痛む足に鞭打ちながら、ゴールに向かう。
27時間52分
上出来🙌2人で喜びを分かち合いました😊
本当に感謝します。
ゴール後、アドレナリンが出てて気づかんかったが、あちこち痛くなり、胃も気持ち悪くなり、ゴール会場や車で仮眠をとる。(2時間も寝てた)
その後は、カトブンの存在を教えてくれたサポートランナーのTさんの応援ランに車で向かう。お元気そうで安心。今日中にゴールできるかもとのことでした。
※今回人とのつながり、人のあたたかみに触れることが出来、得難いことが多い大会でした。そしてキツいのはキツいけど、それ以上に楽しさが勝りました。大会運営に関わっている皆様、いろんな場所で応援してくれた皆様、どうもありがとうございました。
今は足腰がありえん痛すぎて、まともに歩けんけど、しばらくしたらカトブンロスきそう😂

森田 二朗
第8回俺のカトブンを何とか完走出来ました。
昨年ぐらいから走力ダウンがあるので、自分なりに作戦を練りました。
その1、途中の着替えの荷物を限りなく減らす
その2、中間地点でしっかりと6時間の仮眠を取る
そのために、スタートの前日に生野駅前に駐車場に車をデポして、到着後に着替え、後半用のザック、仮眠用のマット、寝袋、電気湯たんぽをセットしました。
ここまでは、計画通りでしたが、スタートして、20キロぐらいの神戸ワイン城を過ぎたコンビニに最初の休憩でおビールを1本頂いき、暑くなったので塩分タブレットを4つを口に入れて、辻さん夫妻、原ちゃんの4人でおしゃべりしながら予定通り行けました。
広野ゴルフ駅からだんだんと吐気をもよおしたみたいで、三木森林公園手前のコンビニで濃いめのハイボールを一気飲みして、脳の暑さ対策しました。
30分ぐらいは効果あったのですが、胃のムカつき始まり、市場のローソンからはフラットになる走れる区間に全く走れなくなり、CP1には21時過ぎに到着と予定よりも2時間遅れとなりました。
開き直って、福崎セブンのトイレで吐けるだけ吐いても、お腹は空かないし、喉も渇かないから、行ける所までとがむしゃらに歩きました。
今度は福本のガソリンスタンドの屋根の下で10分の仮眠、道の駅銀の馬車道のトイレで5分の仮眠、そこからは生野駅のデポしてる車まででリタイアやなと思いながら、何とか6時半に生野駅に到着しました。
車の中で着替えて、寝袋の中で3時間ぐらいの睡眠は取れましたが、吐気が収まらないために9時半時点で最終判断しようと込めました。
最後尾の工藤ちゃん一行が来たらご一緒もエエかなって思いながら車の中でゆっくりしました。
そうしてるうちに、ずっと歩きの3人組と原ちゃんがコンビニに居るのを発見し、原ちゃんにゴールまで連れってたるから、先に斎木エイドまでいっときと、先に出てもらいました。
一応、後半のスイーパー役なんで、関門時間10時よりも10分まえの9時50分ぐらいに再スタートして、3人組の方とずっと前後しながら斉木エイドに到着。
予定通り、ここで少しの仮眠を取って、養父万久里ローソンまで最後尾で行きました。
万久里ローソンでも、食欲が全く出なかったので、野崎さんらの3人組、歩きの3人組を残したままでしたが、原ちゃんと先に出ました。
村岡ファームガーデンには23時到着で0時スタートならば、翌朝の10時にはゴールできる計算なので、途中のバス停で5分の仮眠を取ったりしながら、何とか湯村温泉ポケットパークに到着しました。
吐気がして、何も受け付けないとお世話にしてくださる足軽会の方とお話してたら、白湯だと回復効果あるよって、教えてもらい、白湯を2杯頂きました。
斉木エイドから、ゴールまでは、何とか原ちゃんの伴走できて、何とかスイーパーの大役も果たせたかなって、嬉しくなりました。
最後になりますが、大会スタッフのみなさんのおかげで何とか完走できたこと、大変ありがたく、お礼申し上げます。
これで7回参加で往路復路ともに3回の完走なので、カトブンの選手としての参加は卒業します。
来年からは、宮下実行委員長にスタッフでの参加を申し入れてますので、来年の参加者のみなさんとは、会えます。
よろしくお願いします。
往路は到着時刻によっては、夜中の気温がかなり低くなるので、寒さ対策も必要なる大きな差があります。
では、また来年。
今回は全く余裕が無かったので写真無し、GPSログ無しとなりました。
ご一緒して頂いた原ちゃん、ありがとね。